子育ての森

妊娠出産子育て中のあれやこれやの経験をまとめます。ヘルメット治療と痔の手術をしました。

痔の手術をしました① ~手術前の痔の状況と手術までの流れ

 

産前から気になってた痔。

私には内痔核という、いわゆるいぼ痔がありました。産後に決心して、痔の日帰り手術をしてきたのでレポートします!

 

結論として、痔の手術をして大変良かったと思っています!産後の痔で悩んでいる方がいたら、是非ともオススメしたいです!!


気持ちがこもりすぎて超長文になってしまったので、記事を分割しました😂

パート①では手術前の私の痔の状況と、手術前までにどんなプロセスがあったかをまとめています。

 

私は海外で手術しましたが、日本とそんなに流れは変わらないはず。誰かの参考になったら嬉しいです。

 

目次

  1. 痔の手術を決断した理由-産前の痔の状態
  2. 痔の手術を決断した理由-産後の痔の状態
  3. 痔の手術までの流れ

 

痔の手術を決断した理由

-産前の痔の状態


ズバリ、手術を決意した理由は第二子の妊娠を考えているからです。

これには産前、産後の痔の状況が変化したことが影響しています。産前と産後での私の痔の状況を振り返ってみます。


産前の痔の状態は、内痔核ステージ2(内痔核II度)でした。

おトイレに行くといぼ痔がコンニチハするけど、自然に中に戻る状態でした。数年前に日本の肛門科に通院して、食事指導と排便の姿勢指導を受け、経過観察していました。

 

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小林製薬ホームページ いぼ痔の進行度チェックより参照

 


しかし、第一子妊娠中に問題が起きました。

ある日、おトイレの後…

いつもは自然に引っ込む痔が…戻らない…

まあ自然に戻るか、と思って放置していました。

 


ここから地獄が始まったのです、、、

 


その日の夜、いまだに引っ込まない痔が痛くなってきました。痛いなんてもんじゃない、激痛です!

 


ベッドで苦しみながら悶えてました。

妊婦で、しかも当時は既にお腹も大きかったので、上向きにもうつぶせにもなれず横向きオンリー。

つ、つらい、、、

肛門から分泌物も出てしまって、とても気持ち悪い、、

でも痛い、、呼吸もしんどい、、

こんなに苦しんでて、お腹の赤ちゃん大丈夫かな、、と思ってしまう程の痛みでした。

 


でも次の日に病院の予約を取ることができなかったので、この地獄の苦しみは3日間続きました。

 


ちなみに会社もお休みしました。

とてもじゃないけど、痔が痛すぎて歩けないんですよね。あと座れません。

横になって、アイスノンをおしりに当てて耐えていました。。

 


今から思うと、陣痛の子宮口4-5センチくらいの痛みでした。笑

 


そして3日後、待ちに待った病院へ。

肛門科の先生(インド人の女性ベテラン先生)に診てもらうと、、


排便の時にいきみましたね?ダメだよ、でちゃうから!まあどれどれ、押し込むね……はい!引っ込んだ!

薬出すけど、出産したら手術でとったほうがいいかもよ〜。今は妊娠中だから手術できないよ〜。


とのことでした。

押し込む時もこれまた激痛。辛かったけど、先生に喝を入れられながら、押し込んでもらいました😂

 


ここで学んだ教訓。

 

  • 出ちゃった痔はその時に絶対に自分で押し戻す。戻せなかったら地獄をみる。
  • できることなら、妊娠前に痔を取ろう。妊娠中の手術は難しい。


一度、肛門の外に脱出してしまった内痔核は、鬱血状態になるそう。時間が経つにつれ状態が進み、あのような地獄の痛みになった、と。。。

 


いやあ辛かった。本当に辛かった。

 


それ以降、妊娠中もコンニチハした痔をクリームをつけて押し戻していました。

 


痔の手術を決断した理由

-産後の痔の状態

 


産後も、おトイレ後にコンニチハした痔を自力で押し戻す生活が続いていました。ステージ3 (内痔核lll度)ってやつですね。

 

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小林製薬ホームページ いぼ痔の進行度チェックより参照


でも、痔のサイズが…なんか産前より大きくなってない!?って思ってました。

すぐに押し戻すから全然痛みはないし出血もないけど、

触った感じ、体感ですが1センチくらいあるような…体感なんで分からないですが…

 


妊娠中に大きくなってしまったに違いありません。

でも、それって…次また妊娠したときにもっと大きくなって、痔が戻らなくなって(ステージ4)、あの地獄をまた味わうのでは😭

ふ、ふるえる…

絶対ムリ…耐えられないよ…

 


そう思って、痔の手術を決断したのでした。

 


痔の手術までの流れ

 


産婦人科で相談

②外科医の先生に診てもらう

③麻酔科医の先生と麻酔方法について相談

④痔の手術 (日帰り)

⑤フォローアップ検診 (4日後)

 


という流れでした。総合病院なので、科を跨いで診察を受けられるのが楽でした。

 


手術前日までの流れの詳細を以下に書きます。

 


産後6ヶ月のフォローアップ検診のときに、産婦人科の先生に痔のことを相談。外科医の先生に紹介状を書いてもらいました。

 


外科医(スウェーデン人の女性、ベテラン感すごい)の先生に診察してもらったところ、なんと内痔核が2つもあると分かりました。1個だと思ってたのに。

 


先生曰く、

 

ステージ3だけど、次の妊娠を考えてるなら手術でとっちゃいましょう。あなたの場合は現在出血がないから、2-3日で歩けるようになるんじゃないかな。もしかしたら1日で歩けるかもね!

 


とのこと。

手術のリスクは何かありますか?と聞くと、

痛みと出血。

とのこと。

まあ、そうだよねえ…

 


覚悟を決めて、

私手術します!!

と先生に伝えました。

 


その後は麻酔科医(中東系、男性)と面談。

静脈麻酔と局所麻酔(Local anesthesia)でやるよ。手術中はぐっすりだよ。

と言われました。

その日は採血して終了。麻酔できるかの検査をしました。

 


でもその先生が多分すごくテキトーに言ってたんですかね。

実は手術直前に別の麻酔科医(インド人男性、ベテラン)の判断で、結局全身麻酔(General Anesthesia, GA)になりました。笑

 


実際の手術の麻酔科医の先生は無痛分娩(Epidual)でもお世話になった、上手〜な先生なので、信頼して全身麻酔にしました。

 

 

 

次回、手術前日と手術当日に続きます!